Tinte &

長野市内でカリグラフィー教室を開いております。カリグラフィーとはアルファベットを美しく表現する西洋の伝統的な芸術です。
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書いても書いても

どれだけ書いても、「上手く書けたなぁ」と思えない書体です。
イタリック体。


練習



初めてイタリック体を習ったのはもう・・・やめておきましょ、だいぶ前です。

それから、たくさんの書体を学んできました。
時々、イタリック体に戻ってみるのです。
どれだけ書いても納得のいくイタリック体を書くことが出来ないと自分では思っています。
昔に書いたものを引っ張り出すと確かに上達しているなぁ、とも思うのだけど、やはり、今の自分が書いたイタリック体も納得できるものではないのです。

だ、けれども、この度、私の尊敬してやまない先生に「直すところありません」とお墨付きをいただきました。こんなうれしいことはありません。

と、いっても、未だ、自分では納得のいく文字を書けていないと感じているのです。
この書体は本当に難しい。

イタリック体は
カリグラフィーの本(洋書にせよ和書にせよ)に必ず掲載されている書体です。それだけ、美しく、読みやすく、どんな場面にも使えるし、だれからも愛される書体です。
カリグラフィーの歴史からみれば新しい書体です。

ただ、どの本をみても、基本は一緒なのに、書き手によって全く違う。それだけ、難しい書体なんだと思うのです。

実際は他の書体でも書き手によって多少違ってはいるんですが、イタリック体は特にその傾向が強いと思います。

私の尊敬する先生の書くイタリック体はとても軽やかで美しいのです。

私の書くイタリック体はどうも、硬い。それはそれで、私の文字の「持ち味」と思えばそうなんでしょうけれども、やっぱり、イタリック体は軽やかにのびやかに書きたいのです。う~ん。

因みに、個人的な好みで言うと、イタリック体は嫌いではないけど、もっと古い時代の書体の方が好きだったりします。



イタリック体については、何度か同じ書籍をご紹介してますが、今回も紹介させていただきます。



16世紀の素晴らしい22名の書家たちが書いたイタリック体が紹介されているイタリック体の模範書です。それぞれにくせがあって、イタリック体を学ぶ上では欠かせない1冊だと私は思っています。どの人が書いたイタリック体が好きですかねぇ。


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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


年賀状



年賀状解説。
全体的なデザインに関することは別のところでしておりますので、此処で詳細には触れません。
全体的なデザインに関して一言、言及させていただくと、来年の年賀状がすみれ色で、キッラキラになっていたら、そういうことです。笑ってやってください。

文字のお話。
今回はインシュラーの草書体を選びました。
この書体はおおよそ6世紀頃の書体になります。
今回この書体を選んだ理由は・・・。
なんだろう・・・。
直感的なものかなぁ?
わちゃわちゃと楽しい感じと、かといって、わちゃわちゃしてるだけじゃなくて、ビシッと引き締めてくれる所も表現したかったりとか、キラキラとした感じとか。そういうのを表現したいな、と思ったら、この書体を選んでました。

書いてある言葉は・・・。
「Happy Holidays!」
この言葉はわりと季節選ばずいつでも使える言葉ですよね。
夏休みとか、ゴールデンウィークにカードを送る機会があったりしたら、そういう時にも使って良いのじゃないかな?
この言葉を選んだ理由は、単純に「Happy New Year!」を書くのにちょっと飽きたというか、別の言葉を使ってみたかったからです。それだけのことです。

それから、
「Best wishes for Wonderful year.」
「素晴らしい1年でありますように」といったところでしょうか?
「Happy Holidays!」だけだと、年賀状の文言にしてはちょっと物足りないかと思いまして、この文章もプラスしました。

私はこの書体を書くの好きです。
楽しいです。
ただ、この書体の持つ、不思議な雰囲気をイマイチ表現しきれなかったかな、とも反省しております。

この書体は、たくさんのバリエーションがあったり、色々な形でリガチャーができたりと、「自由に」「のびやかに」「楽しく」、様々な表現ができるところが楽しいところなんです。が、やりすぎると、読みづらくなってしまうし、ほどよくが大事だと思っています。
ただ、私にとっては、それが、とっても難しいこと。マニュアル人間ですから。言われたことを言われたとおりにすることに居心地の良さを感じてしまう私ですから。
なんか、自分のそういうところがやだな~と思うのだけど、性分だから仕方が無い。自分なりの自由を探します。


なにはともあれ、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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